西表島に来て、宿の奥さんが西表島に来た時の話を聞きました。

私はもともと2年ほど石垣島に住んでいて、石垣島に来た時は、沖縄がすごく好きで島の人がすごく好きで、移ってきたから、
西表島を選んで住んでいる奥さまの話はとても興味がありました。

話を聞いていると私とは違い、自分の中で何か変えたいなぁっていう気持ちで
今まで自分が暮らした環境とは全く違う、日本だけど日本じゃないような西表島に来て、特に文化や歴史に興味があったわけでもなく、移住すると決めたわけでもなく、ただ住み始めたら、結婚して子供ができて、何となくそのままずっと住んでいる。。。とのこと。

彼女のお友達にも、移住した理由を聞くと全く同じで、民宿の手伝いをしていたけど、子供ができたしそのまま住んでるんだとか。2人とも、特別、なぜ西表島だったのかを語りませんでした。本気でなんとなく来たのかもしれないです。けど、彼女の世代は本土から来ている移住者がとても多くて、みんなおおよそ同じような理由で移住してきているらしいです。

何かを変えたい。自分なのか?環境なのか?とにかく同じ場所を選んでいるという時点で趣味が同じってことで、示し合わせたわけでもなく、とても気が合うのだそうです。なるほど~。。それくらい人間関係がとても密であることも伺えます。

本土からの移住者嫁と、島出身の旦那さんのカップルで、嫁が集まると、旦那さんに対する悩みはみんな同じらしく・・・笑
話を聞いていて、結婚したことないけど何かめっちゃわかるから笑ってしまいました。

きっと、そんな風に共通点が多いことも移住者が多く定住していることにつながっているのかなと思いました。

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自分はベンチャー企業出身なせいか、これがダメならこうしてみたら?とすぐ業務改善案的な話をしてしまいます。
だけど、今までと変わりなく、ただ平和に暮らしたい人たちにとっては、そんな生活をかき回すようなことはしたくないというのが本音なんだと感じました。

自分の心を大切にして、しんどいなーと思ったら休む、やめる。
楽しいなーと思ったらやる、楽しむ。
そんな暮らしをここでは実現してる人が多いのではないかと思います。

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奥さんの話によると、西表島・東部は、本土からの移住者は7割以上を占めているらしいので、同じように本土での生活に疑問を感じ、何かを変えてみたい方、原始的に近い生活をしてみたい方に是非移住してきてほしいです。何もないので、全部自分でやらないと生活ができないけど、それを楽しめる人、きっと暮らしやすいはずです。