どうも!ごっとんです!

決してサトウキビに感情があるわけではなくて、キビの人(材)情(報)ということですよ!

この時期ネットでも至る所でサトウキビの人夫求人が見られるようになりました。
キビ人夫として働いてくれる人は年々減少傾向にあります。
本当、それだけならいいのですが、去年、今年は組合が他の県に働きかけるほどの人材不足です。

 

20171222_ごっとん_キビ人情 01

このままでは、農家さんが育ててきたキビが無駄になってしまうかもしれません。

西表島の農家さんが育てているキビは、もちろん黒糖の原料になるのですが、じつは「とらや」の羊羹にこの西表島の黒糖が使われているのはご存知でしょうか。

その他にも黒糖石鹸、かりんとう、食卓用の粉末や、パンにまで使われたりしています。
もともと黒糖って白米に対する玄米みたいなものでビタミン、ミネラル分が豊富なんですよ。脂肪の吸収を抑えたり血圧を下げたりとその他にもたくさん効能があるみたいです。

20171222_ごっとん_キビ人情 02

こんなサイトを見つけましたよ!

あすけんー黒糖の特徴と栄養分を教えてください。

サトウキビは1反(約30m×30m)で約7トンほどの収穫量だそうです。1トンでだいたい21000円前後ですから、30m四方で約15万円近く。

20171222_ごっとん_キビ人情 03
個別で人のつながりがある農家さんは別ですが、今まで「援農隊」といって全国の農家さんのお手伝いをして回っている方々に頼ってきたところなんかは、広く人を探すツテがありません。ですから個人農家さんの小さなHPに直接訪問し、問い合わせていただくか、今までのつながりを駆使して人を探すしか方法が無いんですね。すると、農家さんは自分たち家族しか頼る人が居なくなってしまう。島の人たちも時間がある時は手伝ったりしますが、いかんせん自分の仕事を持っている人ばかり。
無理を押してお願いすることもなかなかできません。

そこで、この時期は広く人員を募集しているわけです。

正直、サトウキビの収穫作業は楽なお仕事ではありませんが、その分得るものもあります。
実は地道な作業には緻密な作業効率の計算が必須なのです。

体を動かしながら、常に様々なことを計算しながら行う「文武両道」のお仕事なんですね。
実際に考えた結果にたどりついた時は、なんというか爽快感を感じます。

20171222_ごっとん_キビ人情 04
この写真はサトウキビ畑ではないですが笑

たくさんのサトウキビ収穫を続けるためにも、ぜひご応募お願いいたします。

ご連絡や細かなご案内は事務局までご連絡くださいませ!
「最南端」でお待ちいたしております!