初めまして。KANと申します。
竹富町に興味をお持ちの皆さんのために、今日からブログを書いて行きたいと思います。
初回という事でまずは、軽く自己紹介をしますね。

竹富町に移住して来たのは7年程前の 2011 年。
現在、西表島の西部地区に住んでいます。

移住前は東京で俳優の仕事をしていました。
西暦2000年に、某TV番組のロケで西表島に来て、自然のパワーに圧倒されたのが移住のきっかけです。
仕事で来ていたので、自由時間は全くなかったのですが、とにかく圧倒的なジャングルのエネルギーを感じ、
そこに住む人々の生活を知り、

「これこそが、人間本来の生き方ではないだろうか」
「自然も空も野生動物も、何も無い都会で生き続ける事で、幸せを感じられるのだろうか」
「いつか、こんな所で生活してみたいな・・・」
「いや、必ず来よう。いつかこの島に住もう」

っと勝手に一人で盛り上がっていたのを覚えています。

20171222_KAN_移住のきっかけと自己紹介_01

その後10年は仕事も忙しく、観光でも一回も西表島を訪れる事はなかったのですが、
いつも心のどこかに、西表島の風景がありました。
そして、2011年に仕事も何も決めないまま移住してきました。

ここからの7年は、ジェットコースターの様に過ぎ去って行きます。
ボランティアで手伝っていた島のカフェのオーナーから突然
「暫く島を離れるんだけど、このカフェ使う?」
的な感じで、移住半年でいきなりカフェの店長に・・・。
飲食の経験なんてまるでなく、右も左も分からないまま、2年間カフェを経営しました。

20171222_KAN_移住のきっかけと自己紹介_02

オーナーにカフェを返還した後は、ずっとやりたかったガイドの仕事をはじめ、3年間修業。
今年の4月に、念願の自分のツアーショップ「西表ジャングル探検隊」を立ち上げました。

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その間に、同じ集落内で3回引っ越しをし、いつの間にか消防団員にもなり、地域の青年会長もやっています。

西表島に限らず、八重山の島々は移住先として人気が高まってきていますが、長く住み続ける人はそう多くはありません。
銀行もコンビニも本屋もカラオケボックスも・・・何もないという不便さ。
否応なしに、地域に溶け込んで生きて行かなければ生活していけないという、都会とは違う独特の環境。
台風、カビ、白アリ・・・

生活していくのには、様々な障害が立ちはだかるかも知れません。

でも7年生活してみて言える事は

「とりあえず、移住して来ちゃえばなんとかなる。」

っていう楽観的な考え方が、必要かなって事です。

南の島に、少し興味があるという皆さんにも、今後本気で移住を考えているという皆さんにも、
少しでもお役に立てるようなブログが書けたら良いなと思いますので、お付き合いよろしくお願いします。