どうも!
ごっとんです。
西表島に住んで、初めて大規模な停電というものを経験いたしました。
朝9時ごろ、石垣島の火力発電所に雷が落ちたらしく、2万3000戸の家屋が停電したそうです。
ん?石垣?西表島じゃないんですか?
そうなんです。
実は西表島というのは、電力を石垣島からケーブルで引っ張っているのです。
しかも海底ケーブルです!!ワクワクしてきますね。
これは、ぼくもここへ来るまで全く知りませんでした。
なので、石垣島の発電施設に雷が落ちると、西表も停電するんですね。
台風の時なんか、数分停電してまた復旧するなんてこともありましたけど、今回は落雷の上、結構長い間停電していたみたいで、結構騒ぎになったようです。
西表では電気すら自然に阻まれることがある。
なので、発電機をいろんな人が持っています。ガソリンで動くやつです。
大原にある玉盛スーパーにも自家発電装置があります。安心ですね!
ちなみに猛者の方になると、家も作った上、ソーラーパネルで自家発電して、停電も関係ない!って環境を目指す人もいらっしゃいます。
先日「軽トラモバイルハウス」なる物を作るという方がいらっしゃったので、ぼくも参加させていただきました。
すごいですよ。「家がなければ作ったらいい。電気もなければつくったらいい。」
そういう精神を持っていないと始められないわけですから。
今ぼくが知っている中で、一番たくましい考え方です。
これでTVと扇風機くらいは賄えるとのこと。
半分遊びに行ったような感じになってしまいましたが、
試みにロマンをビリビリ感じますよ!!
また遊びに行こうと思います!
電気は供給してもらってる西表島ですが、実は「水の島」なんです。小浜島や、鳩間島にまでパイプ供給しているくらい水が豊富です。
石垣にいた時、農家さんに引き止められつつ、西表行きをこんな風に言われました。
「あそこはよ、なーんにもねえぞ。ジャングルばっかりでよ。」
「はー…そうなんですね。」
「ただよ、水はいい。あっこの水なら10年は寿命が延びる。俺もいつか商売で西表の水売ろうかと思ってよ。」
「なるほど。」
って。
石垣の人が西表の水をどうやって売るのかはさておき、
仙人が飲んでる水みたいですね!笑
毎度そんな水を飲ませていただいているとは。今度蛇口にも拝んどこうっと。
電気はもらって、水は分けて。
ホントそういうところが、この島のたまらなく人間味のあるところですね。
そんな中で電気や、家すら作り出そうとしている人がいる。
まだまだです。まだまだ学べる余白はごまんとある島です。
島ごと生き方のヒントになり得る場所です。今後も楽しんで活動していきたいですね。
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