久々の投稿になります、去った2月25日、竹富町の黒島で牛祭りが開催されました。

参加型のイベントも盛りだくさんになっていて、この日に合わせて旅行に来る観光客も増えているそうで、竹富町でもかなりの大きなイベントにもなっています。

 

波照間島でも島民が作るイベントがあります。

【ベスマ祭り】

島外には発信していないので、地元の人しか知りません。この祭りは地域の方が「自分たちの発表の場があってほしい」という思いから始まりました。子供たちに人気なのは手作りゲームコーナーに、くじ引きのおもちゃコーナーです。

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出店には地元の飲食店が協力し、ビールから焼き鳥、焼きそばなどいろいろあり、皆さんのおなかをみたしてくれます。

野外ステージも製糖工場の二トントラックの荷台を利用し、音響なども得意な人、詳しい人がやるという本当に地元だけの祭りです。

ステージの始まりは、50代以上が集まるバンドグループ、懐かしいフォークソング(吉田拓郎調)でオリジナル曲の♪はてるま大好き~♬と始まり、はてるま幼稚園児の『安里屋ゆんた』、児童による『波照間島節』(こちらは波照間島に伝承されている舞踊をアレンジしています。)野底光子三味線教室メンバーによる民謡(島で唯一の三味線教室です。)

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その他には福引もあり、景品には波照間酒造の泡盛『泡波』や『自転車』、『ドローン』

『ニンテンドーswitch』など子供から大人まで楽しみます。

地元中学生も『AKBの恋するフォーチュンクッキー』を踊り英語の歌詞で『はじめてのチュウ』を歌ってくれました。短い時間でしたが島民の皆さんが一つになったイベントになりました。

 

すむづれ祭り

波照間島では『敬老会』『成人式』『歓送迎会』と年中行事がありますが、その他にも

非営利活動法人老人福祉施設の『すむづれ祭り』があります。

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施設を利用しているご家族の協力でお年寄りたちの作品の展示物や手作り雑貨の販売、舞台発表に三味線から古謡と日ごろの成果を地域の人たちに披露してくれます。地域の青年会と婦人会もお昼のバザーに、八重山そば、天ぷら、おにぎりなど販売してくれるので、気づいたら島民みんなで昼食を食べています。

日頃、お年寄りと交流のない子供たちもお年寄りから注文を受けて料理を運んでくれます。このような体験が島を出てもお年寄りに優しく接することのできるようになります。

このように、島でのイベントは子供からお年寄りまで楽しめる娯楽でもあります。

 

(写真が無く上手くお伝えすることができないのが残念ですが、こんなイベントに出くわしたときはぜひ楽しんでください。)