竹富島にプロのオーケストラがやってきました!
先日(16日)竹富町制施行70周年記念事業(主催竹富町教育委員会)で
「県民2018クラッシックコンサートIN竹富島」
が、竹富小中学校体育館で開催されました。
本物のオーケストラの生演奏が聴けるとあって、
なんと会場に集まったお客さんは200名を超えていました。
それもそのはず、プロのオーケストラ演奏が生で聴けておまけに入場料も無料。
地域住民のみならず隣の石垣島や周辺各島々からも来てたさー。
演奏を披露するのは「琉球フィルハーモニックオーケストラ」総勢44名。
ナビゲーターは、県出身で俳優の当山彰一さん。
はじめに「安里屋ユンタ」をモチーフにした「安里屋ユンタ幻想曲」を演奏。
この曲は本公演のために新垣雄氏(現:ヒューマンアカデミー那覇講師)に
作曲を依頼、初披露とのことでした。
また「沖縄のメロディーによるオーケストラ入門」と題して、
オーケストラで使用する 弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器 の
4つのグループをそれぞれ沖縄の音楽を用いてわかりやすく紹介してくれました。
さらに、映画「風と共に去りぬ」の「タラのテーマ」、
その他いくつかの挿入曲やヴァイオリン独奏「文豪とアルケミスト」など6曲を演奏。
なかでもヨーゼフ・シュトラウスが鍛治屋職人を讃えて作曲し、
打楽器に金床を用いたとされる「鍛冶屋のポルカ」では、
会場から飛び入り参加した男の子(大浜小4)が、金床にみたてて用意された
車のブレーキドラムを曲に合わせて叩き、会場は大きな拍手に包まれました。
本オーケストラ指揮者の松本宏泰さんは9年目だそうです。
「竹富島は初めて。演奏という一番自分の大切にしていることで
この島に来れたのはとても嬉しい。安里屋ユンタは何度も指揮をしていますが、
ほかでもないこの竹富島で指揮したことは感動です」と話していました。
やっぱり生で聴く迫力のある美しいハーモニー、いいねぇ、最高でした。
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