今日のスティーブは、所用があって石垣島にきている。
最近ぱいぬしまネクストのプロジェクトでWEBライティングの仕事をしているのだが、家に籠もって仕事をしているとヤンデレラになってしまう。
そこで、石垣島にはWi-Fiが使えるスタバ的なカフェがあるのではと思い、所用ついでにノマドワーク的なことを試みてみることにした。
「石垣島 カフェ Wi-Fi」で検索してみると、何店かWi-Fiが使えるカフェを発見。
天気も良いので、見晴らしの良いカフェを選んでみる。
こちらのカフェは観光客に大人気の海カフェ。
カップルやファミリーがひっきりなしに訪れている。
スティーブはせっかくなので絶景の海を眺めながら仕事がしたいと思い、オープンテラス席に座らせてもらう。
周りはカップルばかりなのだが、みなさんインスタ映えに余念がないのでキーボードを叩くスティーブに気を止めることはない。
MacBookならドヤ顔でパソコンを開けるのだが、スティーブはこそっとDELLのラップトップを開き、流木に書かれているWi-Fiのキーを入力する。
テラス席は一応繋がるのだが、残念なことにシグナルが弱くて使いものにならない。
景色とWi-Fi、どっちを選べばいいのだ?スティーブはしばし逡巡したが、ここに来た目的を思い出す。
店員さんに「すいません、Wi-Fiを使いたいので室内に移動してもよろしいでしょうか?」とスマートかつジェントルに声をかけ、
無線ルーターが設置されているであるであろうレジカウンター付近の室内席に移動させてもらう。
うん、快適。「つながってるだけええやろ?」というNTT西日本の声が聞こえてきそうな西表島のADSLと比べて、石垣島のFTTHの体感速度は桁違いに速い。
西表島の天然記念物で例えるならセマルハコガメとカンムリワシくらいの差がある。
WEBライティングは単価が低めで、初心者が取れる案件は1文字0.5円程度。時給に換算するとへこむ。
効率よく執筆することが肝心なのだが、ハコガメADSLだとWEBリサーチやCMSの入力でリクエストしてからの無駄な応答時間が発生してしまい、効率がよろしくない。
もはや西表島に光回線はやってこないのだろうか。5Gまであと数年だというのに。
観光客ばかりのなか、隣のテーブルに石垣市の公務員らしき女子2人が座りちょっとなごむ。
西表島にもこういう「絶景」+「おだやかな時間」+「使えるWi-Fi」のカフェがあるといいのだが。
これはスティーブのささやかな提言なのだが、
竹富町の各島にWi-Fiを備えたカフェをラインナップするという公共プロジェクトはどうでしょう?
既存のカフェにシェアオフィス機能を備えれば物件を探す手間(竹富町ではとても大変)や家賃が抑えられるし、
工事費やWi-Fiルーターといったイニシャルコストと月々の通信量というランニングコストを町が負担すればカフェ運営者も喜ぶ。集客効果もあるし、運営者も使えるしね。
業務用でなく、家庭用の設備で充分。メンテナンスは我々ぱいぬしまネクストのメンバーが担当すればいい。
観光客(特に外国人)もWi-Fiがあればとっても助かるし、我々クラウドワーカーもとても嬉しい。噂が広がれば、世界中からノマドワーカーがやってくるよ。
みんなハッピーだ!
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